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来るようで来ない「大学全入時代」そのワケは?



激減する18歳人口はピーク時の6割に
やがては到来すると言われているのが大学全入時代だ。大学全入とは、大学志願者≦大学入学者となること。つまり、大学に進学したい受験生は、全員がどこかの大学に入学できるということだ。
少子化によって18歳人口は激減している。ピークだった1992年には18歳人口は約204万人で、受験生数は約121万人だった。それが昨年は18歳人口そのものが約122万人にまで減り、ピーク時の受験生数とあまり変わらないようになってしまった。これだけ18歳の人口が減っているにもかかわらず、この間、大学数は激増している。1992年に大学は523校あったが、昨年は778校にまで増え、およそ1.5倍になった。そのため、大学には入りやすい状況が続いている。


全入試合計では1.1倍の低倍率
では、今、本当に大学全入時代は到来しているのだろうか。文部科学省によると、昨年の全大学の入学者数は606,329人。一方の志願者数は677,871人だから、大学進学を希望しながら入学できなかった受験生は71,542人になる。全入試合計の倍率(志願者数÷入学者数)は1.1倍だ。
この数字を見ると、大学全入時代はまだ到来していないように見える。しかし、大学に入学することはできても、希望しないところには進学しない受験生も多い。浪人しても医学部医学科に進学したいとか、東大などトップの大学にしか進学しない受験生も多いのだ。
国公立大は定員割れの大学はないが、日本私立学校振興・共済事業団によると、私立大の定員割れは全体の38.1%にも達している。入学者が定員の5割未満の大学も31校ある。大学の二極化とよく言われるが、この入学定員の充足率を見ると明らかだろう。
これらをあわせて考えれば、大学全入時代は、ほぼ到来しているとみていいのではないだろうか。

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