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少子化だけじゃない「現役志向」の今を考える


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女子の総合大志望者が増え現役志向高まる
今の受験生のほとんどが現役だ。なぜなら、浪人しなくてもどこかの大学に合格できるからだ。そういう状況だから、浪人するのは難関大や医学部など、限られた大学・学部を目指してという場合が多い。
そのため、難関大の現役合格者の割合もアップしている。表を見てほしい。これは判明している大学別現役合格者の1995年と2010年の比較だ。


これを見ると、私立大で大きく伸びていることが分かる。95年に5割を超えている私立大は1校もなかった。それだけ合格するのが厳しかったといえよう。それが10年にはすべての大学が5割を超える激増ぶりだ。受験生全体の大学志願者の内訳でも、95年には現役の割合が70.6%だったのが、10年には87.7%にまで上がっている。現役合格者が増えるのは当然だが、難関大ではさすがにこの割合を超えている大学はなく、入試がまだまだ厳しいことがわかる。


現役激増の私立大に対して東京大は変わらず
私立大を大学別に見ていくと、法政大が32.5%から倍増して65%。立教大が42.4%から69%で26.6ポイントアップだ。これだけ大きく私立大が伸びている理由のひとつが、女子受験生の増加にある。女子大や短大志向だったのが総合大志向に変わり、目指す学部が文や家政から多様化したことも影響している。女子は男子より現役志向が強いため、現役合格率アップにつながったと見られる。
これに比べて国立大は現役合格率の割合は、それほど高くなっていない。最も伸びたのが大阪大で58.6%から71.9%へ13.3ポイントアップ。
逆にもっとも伸び率が鈍かったのは東京大の64.2%から64.9%へ、わずか0.7ポイントだった。ほとんど変わっていない。大手予備校関係者によると「東京大の入試問題は知識の量を問うのではなく、浪人したから有利になるというわけではありません。この傾向はずっと変わらないため現役が強いのでしょう」と言う。
大学全入時代を迎え、今後も現役合格率はさらにアップしていくと見られる。

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