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大学改革最前線2012(第一弾)



私立大の4割が定員割れの中、4大学が新設される
日本私立学校振興・共済事業団の調べによると、2011年入試で定員割れの私立大は4割に上るが、来春も4大学が新設予定だ。少子化により大学経営が厳しさを増し、2010年には愛知新城大谷大や三重中京大など5大学が募集を停止している。今春は東京女学館大が2013年以降の学生募集の取りやめを発表した。

そうした状況の中で新設される大学の特徴は、短大をスクラップアンドビルドや医療系など社会のニーズが高い分野を持つ専門学校が設置するケースが多いこと。来春の新設予定では、前者が岡崎女子短大を大学化する岡崎女子大と秋田公立美術工芸短大を母体とする秋田公立美術大。後者は札幌保健医療大と大阪総合漫画芸術工科大だ。


受験生の人気が高い学部を配置する新設大
新設大学の学部構成は社会の要請が強く受験生が集まりやすい系統が多い。例えば、札幌保健医療大が設置する看護学部の昨春の定員充足率は109・2%。経済不況を背景に、就職に有利な資格志向が強まっていることが人気の要因だ。同様に資格志向から人気が高い教員養成系は団塊の世代の大量退職という後押しもあり、昨春の定員充足率は108・3%だった。岡崎女子大はこの系統の子ども教育学部を設置する。

残りの2大学は芸術系を設置する。芸術系は一般企業の就職は厳しいが、常に一定の志望者がいる系統。大阪総合漫画芸術工科大は日本の輸出コンテンツとして注目されている分野を学ぶ、漫画・コミックアート学部を設置する。この分野に特化した大学は日本初だ。秋田公立美術大は美術学部を設置する。

卒業生のいない新設大学は、受験生が求める能力が身に付くかは未知数。しかし、大学経営が厳しい時代の新設は、早くから優秀な人材養成や高い就職力などの結果を求められるため、設備や教員スタッフなどが充実しているケースが少なくない。志望校として検討する価値が高いと言えよう。

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