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中学・高校時代A -受験組とエスカレーター組は仲が悪い?-



新生活への不安
中学校で新たな春を迎えたエスカレーター組1年生と受験組1年生。生態系が全く異なるこの両者が、1つの共同体として新生活を始めることになるわけですが、その先行きには、とても興味深いものがあります。そのバッググラウンドの違いから、水と油の関係で終わってしまうのか?それとも水魚の交わりを見せるのか?私立の付属校を語る上で欠かせないこの話題について、今日はお話ししたいと思います。


入学式でのひとコマ
エスカレーター組と受験組が最初に顔を合わせることになるのが入学式です。受験組を意識しながらも、馴染みの顔ぶれと談笑を始めるエスカレーター組。一方、周囲に誰も知り合いのいない受験組は、緊張と不安をひた隠しにしながら、その様子を横目で伺います。エスカレーター組に属していた私は、当時の様子をこう記憶しています。「頭メチャクチャ良いんだろうから、俺らのことバカにするんだろうな・・・」といった、勝手な先入観を持って私たちは受験組を見ていました。そのような状況や空気感は、受験組からすれば、非常に居心地の悪いものだったに違いありません。少なくとも私であれば、その場から逃げ出したい気持ちになっていたと思います。


どちらが歩み寄る?
とは言え「ご縁」があって出逢ったエスカレーター組と受験組。これから一緒に学校生活を過ごして行くのに、いつまでもそのような牽制を続けることに意味はありません。では、どのようにしてエスカレーター組と受験組が融合して行ったのかをお話ししましょう。
私の経験では、中学時代・高校時代ともに、「エスカレーター組の方から」受験組に歩み寄って行ったと記憶しています。自分の恩師に引き合せたり、仲の良い友だちを紹介したりしながら、「受験」という高いハードルを越えてきた彼らから「何かしら吸収できるものはないか」と探していたのでしょう。頭のどこかで受験組に対して、少しだけ負い目を感じていたのかも知れません。
今思い返せば受験組もエスカレーター組の歩み寄りは、新しい環境に飛び込んで間もなくのことなので、とても嬉しく、心強い仲間が現れたと感じたはずです。実際、私の受験組の友人からは、そのような話を聞いたことがあります。


多感な時期に出会うメリット
今回の話は、きっと受験組になる可能性のある人たちの多くが気にする内容だと思います。特に受験組の保護者の方たちは、入学後のエスカレーター組と我が子の関係を気にされるのではないでしょうか?それは、昨今のいじめ問題などが、そのような不安を煽っているのかも知れません。しかし、私はそのようなことで心配をする必要はないと考えます。何故ならエスカレーター組と受験組が出会うことは、どちらにとってもメリットであるからです。
受験勉強をしてこなかった分、いろいろな物事と触れ合う時間の多かったエスカレーター組。自分の志望する学校に入るために、寝る間を惜しんで勉強に明け暮れた受験組。両者とも多感な時期にたくさんの経験を積んで、それを自信に変えてきたのです。そんな彼らが、入学式をきっかけに出会うことで、お互い自分にはない知識や経験を持った友人から得るものは多く、自らの更なる成長のために自然と融合していくからです。
エスカレーター組と受験組。長年に渡って語られる派閥問題ではありますが、それが大問題となったという話は聞いたことがありません。つまり一番大事なのは、所属する集団やバックグラウンドではなく、個々人のパーソナリティなのではないでしょうか?中・高・大と多くの友人を迎え入れた経験があるからこそ、強くそう思います。

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