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中学受験生の親に言いたいこと「二番手、三番手を選べ」



最下位でもいいのか
あなたのお子さんは多少デキが良いとする。憧れの一流校にギリギリ合格圏だとする。あなたはその学校をお子さんの第一志望にするのだろうか。もちろん、塾の教師は一流校の受験を勧めるにちがいない。一流校の合格率を上げるのが彼らの仕事なのだから。しかし、仮に、めでたくその学校に合格できても、お子さんのそこでの成績は最下位にちがいない。周りはデキの良い生徒ばかりなのである。へたをすると中高6年間、劣等生の悲哀を味わい続けるはめになる。あなたはそれでもその学校を選ぶのか?なぜランクを下げて二番手、三番手の学校にしないのか。


二番手、三番手だからこそ。。。
首都圏で私立中学が注目されるようになって三十年以上になる。その間、雨後の筍のように新しい学校が設立され、都内では188校(平成24年8月現在)になる。私立中学は十分成熟した。二番手、三番手であろうとも、どの学校もあの手この手でカリキュラムを工夫している。いや、二番手、三番手だからこそ工夫している、と言ったほうが正しい。また、通常のカリキュラムばかりではない。その学校だけの特色ある行事や課外活動を用意している学校も二番手、三番手には多い。偏差値だけを学校選びの物差しにするのはもう止めるべきだ。じっくり学校を研究してみたらどうだろう。偏差値にさえこだわらなければ、そこには多種多様な選択肢が広がっているのだ。お子さんの人生で最も大切な6年間を過ごす学校である。その上、学費も馬鹿にならない。不動産を購入するぐらいの慎重さで調べて欲しい。


自分が選んだ「一流校」

あなたのお子さんが「上の下」の学力であるならば、「中の上」の学校を、「中の下」の学力であれば、「下の上」の学校を選ぶべきだ。そこでは、お子さんは常に成績上位であり、自分に自信がつく。そして、学校の様々な特色ある行事や好きなクラブ活動を余裕で楽しむことができる。その方がずっと幸せではないか。そして、最後に(ここが肝心だが)、「中の上」もしくは「下の上」の学校であっても必ず第一志望にすること。「ランクを下げた」という意識を引きずる限り、あえて二番手、三番手を選択した意味はない。自分が選択した学校こそ<一流校>なのである。しかし、それでも、あなたがあくまでも一番手にこだわると言うのであれば、それは世間の目、親の見栄が第一で、お子さんの幸せは二の次にちがいない。

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