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ここまで来た定員割れ!進む大学の統合再編



不況で私立大の定員割れに歯止め
2010年の受験生数は745,202人で、前年比8,535人、1.16%の増加だった。少子化は底を打ち、18歳人口はほぼ変わらない0.28%の増加だった。このことを考慮すれば、大学・短大への進学希望者が増えたことになる。これは不況の影響で、大卒者だけでなく高卒者の就職も厳しかったことが背景にあると見られる。
この結果、進学率は56.8%、4年制大学に限っても50.9%で、いずれも過去最高となった。また、専門学校を含めた高等教育機関への進学率も79.7%と過去最高。高校を卒業したおよそ8割の生徒が、何らかの学校に進学したことになる。やはり不況の影響が大きかったようだ。


私立大の統合や再編がますます加速しそう
こういった状況から、昨年は私立大の定員割れに、はっきりと歯止めがかった。定員割れが最悪だったのは08年で、私立大の266校、47.1%が定員割れだ。09年は265校、46.5%が定員割れで、ほとんど08年と変わらなかった。それが10年は48校減の217校、私立大全体の38.1%の定員割れにとどまった。一方、国公立大には定員割れは1校もない。学費の安さから国公立大の人気が高まっていることも影響している。
この私立大の定員割れ改善の理由としては、受験生の増加に加えて入試の変化も大きい。現役進学を第一に安全志向、地元志向が強まったことにある。経済不況が続いており、自宅から通え、入りやすい地元の大学を選ぶ傾向が顕著となった。そのため、地方の大学の志願者が増え、入学者が増えたとみられる。それが私立大の定員割れ改善につながったようだ。
そうはいっても、まだ4割近くの大学が定員割れに陥っている。今年から福岡医療福祉大が学生募集を停止したほか、聖母大が上智大と統合した。少子化が進み、私立大も募集停止や統合など、再編の時代に突入している。

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