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学校の先生に聞いてみました

今どき
進学情報

私立学校の先生も大変ですよ。


ここのところニュースで学校教員の過労な勤務状況が問題視されていますが、取り上げられるのは公立学校の事例が多いようです。マスコミの取材対象が個々の学校より自治体や教育委員会が多いからだと思いますが、過酷な勤務状況は公立学校だけで私立学校はそうではないかと言えば、まったくそのようなことはありません。この話は以前も紹介しましたが、今回は新たに聞いた話を中心にまとめました。


相談会による連続勤務
皆さんも行かれたことがあるかと思いますが、休日にイベント会場で開催する説明会が数年前に比べて増加しており、同じ日に違う街で開催されていることもあります。基本的には広報担当の先生たちが、相談員としてこれらの相談会に出席しています。休日出勤なので代休が取れるかと言えば、大半の先生が授業をもっているために不可能です。春と秋は特に相談会が多く開催され、この頃は毎週末どこかで実施されています。その頃お会いした先生方に勤務状況を尋ねたところ、「約2ヶ月連続」「数十日連続」などの言葉が繰り返されて返ってきました。相談会に参加するのは私立学校がほとんどで、公立学校ではこのような相談会は数えるほどしかありません。


自習時間の増加
自宅の部屋での学習よりも効率が上がるため、学校の自習室を使う生徒が増えています。自発的な学習は先生にとっても大変喜ばしいことですが、学校での自習には同じ部屋でなくても必ず教員が校内いる必要があります。このため最近では当番制にしている学校も増えてきました。自習時間の立ち会いで朝7時前や夜8時過ぎ、日曜祝日で先生が待機している場面を見て「先生も大変だなあ」というのが率直な感想でした。


仕事の持ち帰りは可能か
授業やテストの採点、生徒個人との情報交換ノートなどの先生本来の仕事についてですが、私立学校はこれがどこまできめ細かいかが学校の魅力につながるので、ますます強化される傾向にあります。この仕事が学校内で終わらない場合、自宅に持ち帰ることは個人情報に絡むので無理という回答が目立ちました。最近はデータ化されているので尚のこと取扱いが厳しくなっています。たまに成績が記録されているパソコンを、教員が電車に忘れたなどというニュースがありますよね。自宅に持ち帰れない先生はどうするかというと、早朝に出勤して対応しています。確かにかなり早い時間に登校している先生が、私立学校では結構います。とある学校ではこのままでは過労につながるので、朝6時30分開門にしたと聞きました。ということは、それよりも前に出勤している先生が相当数いた、ということなのでしょう。

以上公立学校と共通の悩みもありますが、相談会や生徒へのきめ細かい対応の強化を考えると、私立学校の方がより深刻な問題になっているのかもしれません。

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