金八先生の隣のクラス

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修学旅行〜思い出づくりの旅〜


高校時代の最も思い出に残っていることとして修学旅行をあげる人は多い。女子校にいたときは九州と北海道に何回となく行った。男子校に来てからは中学生をアメリカに三回程連れていった。
長旅ゆえにさまざまなことが起きる。女子校にいたころである。今はどういう経路で北海道に渡るのか分からないが、私がいた頃は、上野発の夜行列車で演歌のように旅立った。寝台車で生徒には車内に乗り込んだらウロウロしてないで、さっさと着替えて寝るように予めよく言ってある。それでも生徒のハイな状態はしばらく続く。教師の方は皆、定位置におさまったかを確認するのに忙しい。やっと落ち着き、ほっとして席に座ると大宮駅に着いた。ホームには帰路を急ぐサラリーマンたちが歩いている。ところが彼らがみんなニヤニヤしている。はっと気づき、慌てて通路に飛び出し、「窓のカーテンを閉めろ」と走りまわった。生徒たちは通路側ばかり気にしていたらしい。サラリーマン諸君も女子高生が一斉に着替えている横は歩きにくかったろうと思う。

阿寒湖に行ったとき大きな水槽に入ったマリモを見ながら、生徒とふざけて他の生徒に「ホントに動物には見えないよね。これはきれいな○だからメスだよね」「ほら、ここに目がある」とバカな会話を楽しんでいたら、近くにいた観光客のオバサンが「目ってどこですか」と言って近づいてきた。私はそっと逃げ出したので彼女たちがどう収拾したかわからない。

摩周湖に行ったときは、「霧の摩周湖」にまったく霧が出てなく見事に湖全体を眼下に手に取るように見ることができた。ガイドさんが「皆さんの行いが良いから今日は霧が出ていないです。」と前置きして、湖について説明した。自由時間になったら、生徒の一人が「私ヤッパリ霧の摩周湖見たかったなー」といった。そばにいた生徒が「霧が出たら見えないの!」と言っても彼女には通じなかった。彼女には「霧の摩周湖」がどうイメージされていたのか不思議である。修学旅行の思い出は、彼女たちにとって永遠の話題となるだろう。

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