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東大推薦入試の結果


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合格者数は3年連続定員割れも、出願校の裾野は広がる
3度目となる東大推薦入試の合格者数は、「100人程度」の募集人員に対して69人で、初回からの定員割れが続く。出願条件として科学オリンピックや論文コンテストの入賞などが例示され、志願者自体が多くないためだ。それでも、出願校の裾野は広がっている。東大の発表によると、今年の総出願校数155校中、新規は65校だった。3年間で321校から出願があり、今回で全都道府県からの出願を達成している。

合格者の出身高校地域を見ると、東京が23.2%で東京以外の関東が13%。同地域からの合格者が5割を占める一般入試と比べると率は低い。さらに、一般入試合格者の女子比率が2割を切る中、推薦入試では42%と高いことからも裾野の広がりを感じる。合格校の構成が異なるのは、推薦枠が1校で男女1人ずつであるため、開成や灘といった実績校から大量の合格者がでないことに加え、入試日程の変化も影響している。難関大の後期日程が縮小し実質的に前期一発勝負になり、地方の受験生や女子を中心に安全志向が強まる中、一般入試の前に行われる推薦ならチャレンジがしやすいからだ。一方、早慶が受け皿になる首都圏の受験生は、こうした推薦のメリットが小さいため、合格者が少なくなっているようだ。


中高一貫校からの合格が多い
合格者の出身校を見ると、武蔵・都立や西京、宮崎西など、中高一貫校が7割近くを占めている。3年連続で合格者を出した学校は、早稲田、渋谷教育学園渋谷、西大和学園など8校あり、その内6校が一貫校だ(2月9日正午までの判明分)。一貫教育の余裕を生かして教科学習以外の取り組みに力を入れる学校が多い。良い学校生活を過ごしてきた生徒は様々なことに興味関心を持つので、東大の推薦基準をクリアできるのだろう。そうした生徒は入学後の伸び代にも期待が持てそうだ。

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