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2018年卒大学生の就職(第1回)


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大学別の就職率や就職先など2018年卒の大学生の就職データがまとまった。その結果を5回に分けて紹介したい。第1回は18年卒の学生の就職状況の特徴と共に、大規模大学の就職率ランキングをお届けする。


新スケジュール2年目で落ち着いた就活に
まず、18年卒の学生の就活環境を振り返っておこう。就活のスケジュールは、3月に企業による広報活動が解禁になり、6月から選考が始まった。このスケジュールになって2年目ということもあり、学生と企業ともに混乱はなく、落ち着いた就活となった。求人倍率も相変わらず高く、リクルートワークス研究所が公表する求人倍率は、17年卒を0.1P上回る1.88倍で、売り手市場が継続していた。

こうした就活環境は実就職率*にも現れており、大学通信が医学科と歯学科の単科大学を除く全大学を対象に行った就職アンケートによると、18年卒の学生の平均実就職率は88.6%で、売り手市場だった前年を1P上回っている。08年秋のリーマン・ショック以降、最も就職率が落ちた10年と比較すると、14.2Pアップとなった。


大規模大学の実就職率1位は金沢工業大
全体としては好調な大学生の就活環境が続いた中、個別大学はどのような状況だったのか。卒業生数1000人以上の大学の「実就職ランキング」は、1位が金沢工業大で2位が福井大という昨年と同じ順位だった。主な就職先を見ると、金沢工業大は、大企業が少ない石川県にありながら、三菱電機やJR東海、JR西日本など、日本各地の大手企業の就職者が多い。教育・研究とともに、首都圏や近畿圏など、日本全国に就活のためのバスを運行するなど、就職支援に力を入れていることが一因だ。福井大は、この規模の複数学部を持つ国立大学の中で11年連続のトップ。医学部と教育学部、工学部という就職に強い学部で構成されていることが一因だ。

ランキングの上位には、工科系の伝統校が多い。3位の愛知工業大、4位の大阪工業大、6位の名古屋工業大、7位の工学院大などだ。長い歴史の中でエンジニアを養成してきた伝統は現在の学生の就活を後押しする。

就職に強い工科系大学に囲まれて5位に入っているのは、昭和女子大。前年の実就職率を1P上回り、8位から順位を上げた。このカテゴリーの女子大の中で8年連続トップだ。就職先も有名企業が中心となっている。

*実就職率(%)=就職者数÷〔卒業(修了)者数-大学院進学者数〕×100で算出。

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