金八先生の隣のクラス

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男性専科〜女性に貢ぐとふられる〜(最終回)


男子校に来て、男の優しさをしみじみ感じた。先生方も女子校に比べると断然男子校の方が優しい。生徒を叱る時の言葉遣いは乱暴だが男子校の先生には壊れやすい少年の心を気遣う優しさがあった。

たまたま勤めた学校の生徒がそうだったのか、男子校の全てがそうなのか定かではないが、概してオクテの子が多かった。男子校を選らんだ理由も幼い時に女の子に苛められたことがトラウマになっているからという子もいた。

余計な心配かもしれないが、そんな子たちが男子校を卒業してガールフレンドができるか思いやられた。そうかといって私自身が華麗な女性遍歴の過去があるわけもなく、適切なアドバイスもできない。ただ女子校に三十年以上も勤めて得た女性観を話してやることはできた。

あまり女性なれしていない男の子は彼女ができると舞い上がりサービス過剰になって敬遠され、最終的にふられてしまう。女性は現実的に生きていて常に相手との貸借のバランスを潜在的に考えている。あまりサービスを受けると借りが増えて心の負担が大きくなる。女性にはむしろ面倒をかけた方がふられない。女性はマイナスを取り戻すまでは離れることはないようだ。

もう一つ大事なことは、男はマメでないとだめだ。卒業生の飲み会で「私が言っていたマメの意味がよくわかった」と言うのがいたそうだ。彼はレポートの提出日が迫り彼女に連絡を怠ってふられたというのだ。

男子校で女性心理の不可解さを生徒に話すと、身を乗り出す子と無関心を装う子に分かれるが、反応のカタチが違うだけで、いずれも関心の深さが感じられる。彼らが大人になった時に、迷わず逃げ出さず堂々と女性と良い付き合いをしてもらいたい一心で男性専科の話をよくしていた。

冬山で遭難したら自分の服を脱いでカノジョに着せて命を落とすより、皮下脂肪の多いカノジョから服を借りるのが正解のようだ。服まで貸した男をカノジョは手放すはずもなく生還後も二人の恋は保障されるだろう。

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