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私立大は難関校が敬遠され、中堅校で志願者大幅増



近畿大は6年連続志願者日本一へ
25日から国公立大の前期試験がスタートする。国立大の志願者数は33万153人で昨年とほぼ同じ、公立大は13万9683人(昨年比3%増)、国公立大の合計では、昨年比1%増。志願倍率は昨年と変わらず、国立大4.2倍、公立大6.3倍だ。

国立大はAOや推薦の比重を徐々に上げており、一般入試の募集が年々減っている。受験生には安全志向から、国立大よりも、大学新設や私立大の公立化で全体の定員が増え、かつ難易度が低めの公立大を志望する動きがある。最難関の旧七帝大でも、北海道大が5%増となったものの、他の6校はいずれもマイナスだ。

19年の大学入試センター試験は、国語と英語リスニングの平均点がアップした。国立大が敬遠された中でも、平均点上昇と「文高理低」の学部志望傾向が追い風となり、国立大の系統別状況では、文系の志願者が増加している。

私立大のセンター試験利用入試志願者も、昨年に比べ増加した。有力私立大では、青山学院大(8%増)、中央大(6%増)、早稲田大(13%増)、同志社大(9%増)、関西大(14%増)などがセンター方式の志願者が増えた。

しかし、早慶上智、MARCH、関関同立と呼ばれる大学群は、「定員厳格化」で合格者が絞り込まれてきたため、受験生からは合格しにくいイメージが定着した。前期入試で志願者が増えたのは、学部新設を行った中央大(4%増)のみだった。

センター方式、前期入試の両方で大きく増加したのは、首都圏では千葉工業大、成蹊大、専修大、桜美林大、産業能率大、武蔵野大、東海大など。西日本では、追手門学院大、阪南大、桃山学院大、神戸学院大などだ。学科の併願がしやすい入試制度があることなども理由だが、安全志向から受験校の幅が広がっていることは間違いない。

また、情報系分野を中心に理工系人気が高まっている。理工系大の志願者増加も目立った。センター方式では芝浦工業大、東京理科大、日本工業大、東京都市大で大きく増加。前期入試は日本工業大、東京都市大、東京電機大の増加が大きかった。

20日時点で志願者が10万人を超えたのは、多い順に近畿大、法政大、早稲田大、明治大、東洋大の5大学だ。早稲田大、法政大はすべての出願が終了。1位の近畿大は後期の出願を受け付け中で、4位の明治大とは2万8000人以上の差がある。近畿大の6年連続志願者数日本一はほぼ確実となった。

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