学校の先生に聞いてみました

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学校の先生採用法


学校にとって大事なことの一つは「良い先生」がたくさんいることです。新卒・中途採用を含めいろいろ聞いてみました。


東大をはじめとした国立大学大学院から
とある進学校の場合ですが東京大学・京都大学などの有力国立大学、しかも大学院からの教員募集活動をしています。目的は生徒の身近に高学歴な人物がいることの影響や、実際に高度な教育を期待するものです。高学歴イコール教え方が上手とは限りませんから、その点ももちろん考慮しての上での採用だとは思いますがね。

東大に限らず難関大学出身の先生がいることで、生徒の志望先に好影響がでることはしばしば聞く話です。例えば早稲田大学の受験生を増やすには、早稲田出身の先生がいるとよい、と聞きました。美術系や体育系大学の場合、よりこの影響が強くなり、生徒が先生の出身大学を目指す傾向があります。


試用期間あり
少し前の話ですが、正式採用の前に2年ほど試用期間を設けて、その後本採用という学校もありました。私立学校は校風・宗教・あるいは理事長校長の強い色など、極めて独特の空気を持つ学校もあり、先生自身が学校に合わないということもありますから、その対策にもなっています。ただし昨今の「人材難」からこの制度を撤廃した学校もあります。


なぜ人材難
ではなぜ「人材難」なのでしょうか。
これは教員志望の学生は私立よりも公立学校への就職を希望する場合が多く、かつ団塊世代の現職教員が退職することで、今後より多く公立学校教員が求められてしまうからです。つまり、私立学校に人材がまわりにくくなっていて、私学にしてみると「採用難」である状況ということです。

また、教員志望なら誰でもいいのではなく「優秀な」人材を探しているわけですからね。一方私立学校は毎年定期的に教員採用するのではなく、多くは欠員募集となります。優秀な教員を確保するためには、「今採用すると学校内の教員に余剰が発生するが、それでも確保しておく」という学校もありました。また欠員募集ばかりしていると世代間格差が発生しますので、この点も問題になります。


引き抜き
嫌な言葉ですが転職と言えばすんなり落ち着くでしょうか。校長先生を含めて引き抜きの実例は結構あります。特に大きく変貌を遂げつつある学校で顕著です。女子校が共学になる場合や、進学実績を上げるために必要な場合などですね。「理科・数学を上手に教えられる先生いないかなあ」という話もよく聞きました。

また、何とはなしに学校の雰囲気が悪い場合、教員間の意識が沈滞していることが原因の場合が多々あり、その現状を打破するために外部人材を引き抜くこともあります。教育熱心な先生を求めているのですから、悪いことではないのですが、私たちが学校を見る意識からすると、去年まであの私立学校にいた先生が、今年はこの私立学校にいたというのは、少々違和感を覚えます。

また、新しい先生が来ることは、同時に今在籍している先生が退職することにもなりますので、さらにきな臭い話となってしまいます。漠然とした考えですが、やっぱり一人の先生が一つの学校にずっといることが理想ですよね。卒業生がいつ母校を訪れても、担任の先生がいることが私立校の大きな特徴です。

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