学校の先生に聞いてみました

今どき
進学情報

最近の大学入試で


最近の大学入試について高校の先生から聞いた話を列挙しました。


受験を早期に終了したがります。
これ難関大学を受験する生徒がそれほど多くいない学校での話です。

一般入試に挑戦はするのですが、なるべく早く受験を終了したがる風潮が強いという先生の声を複数校で聞きました。「早々に合格を得たら、第一志望でなくても当初の目標を変えて進学を決めてしまう」、「最初に設定する日程自体が短期戦」「試験日が早いということが受験校選定の理由」などです。いつまでも受験体制でいたくないためで、大学受験自体が昔より軽んじられているように感じます。受験生本人もさることながら、保護者(特に母親)が受験の重圧から早く逃れたいのも原因だと言います。実はこの現象、現在の中学受験にも当てはまっています。


受験に精神論
とある進学校の話です。

「日東駒専あるいはMARCHクラスまではどうにかなりますが、その上の大学は普通の努力だけではなかなか合格にたどりつけません。強い意志や執念が必要です。また国立大学や早稲田大学は試験日が遅いので、途中から新たにもう一度ギアを入れ替えて望む必要があります」

難関大学ほど最後の頑張りが重要になってくるわけです。

大学受験は精神的にも強くないと越えられないことから、精神面の強化を唱える先生がいました。とはいえそのための具体的なプログラムはまだ聞いたことがありません。ただし「部活動体験が活きることはよくあります」と話していました。特に運動部がそうですが、自分の限界を1ランク上げる努力体験があることが効いてくるそうです。また受験のためではないにしても、遠泳や耐久歩行などといった行事を精神面の強化目的に取り入れている学校は、東京の巣鴨や攻玉社など、男子校を中心に沢山あります。全国的には山梨県立甲府第一高校の強行遠足が有名で、男子は甲府から小諸までを歩き通します。学生の精神的な強化に着手している例は、東京の文京学院大学が30キロウォーキングを取り入れました。ますます学業成績さえ良ければ済む時代ではなくなってきています。


推薦入試は就職に不利?
大学の入試担当者がある高校で、生徒に以下のような講演をしました。

「企業は大学生を採用する際、一定の条件を満たせば何もせずに進学できる推薦入試で入学した学生よりも、厳しい一般入試を体験した学生を上に見ています。なるべく一般入試を体験した方がいいですよ」

高校の先生も聞いた時は驚いたらしいですが、やがて納得したとのことです。高校側としてはなるべく生徒が一般入試に挑戦してもらいたいと思っているので、渡りに船といった話です。学生確保に必死な大学でも、そのような考えを持ち始めたということなのでしょう。ただし推薦入試組でも大学での貴重な体験が活きている学生もいますし、社会で活躍している人も世の中に沢山います。実話ではありますが一つの考え方として読んでください。

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